嫌な上司とのコミュニケーション5つの処方箋

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人間というのは、自分がいい人間かどうかは別として、たいていは嫌だと思う奴が存在する。サラリーマンの場合、嫌な奴が上司であれば毎日が憂鬱になる。

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元気を出そうにも会社に行く足が重くなる。当然ながらパフォーマンスは上がらないし、上げたところで評価は上がらない。

嫌な上司がいるサラリーマンの危機脱出法について考えてみる。

 

社会は嫌な奴増殖システムが稼働している

嫌な奴をなくする方法は、その人がいなくなるか、自分がその人の前から消えるかということになる。実際、転職を考える理由は「人間関係」が多いのだけど、これって要は「嫌な奴」がいるということになっていることを知るのが第一歩。

「人間関係」などと抽象的な言葉でくるむ必要はない。

「あいつが嫌い」で僕はいいと思っている。

ところが、転職しても嫌な奴がいるわけで、嫌になって逃げても、不思議と、次の場所にも嫌な奴がいる可能性は高い。世の中は「嫌な奴増殖システム」で動いている。

なぜ、こんなシステムが稼働しているのだろうか?

 

鏡の法則

「鏡の法則」とは、「私たちの人生の現実は、僕らの心の中を映し出す鏡であるという法則で、つまり、「自分の人生に起こる問題の原因は、すべて自分自身の中にある」という考え方のことを言う。

これが真実だとすると、嫌な奴というのは、僕ら自身が作り出していることになる。

確かに、僕らにとって嫌な奴は、すべての人にとって嫌な奴ではない。彼らは普通に生活をしているだけだし、それを見て、僕らが反応する必要はないとも言える。

上司に嫌がらせを受けるとしたら、彼にとって僕らが「嫌な奴」になっているのだけど、それも彼の心の中を映し出しているということになる。

要は、自分の嫌な部分に反応して誰かにぶつけているというのが嫌な奴の正体だということになる。

嫌な奴増殖システムとは、すべての人が100%自分を承認することができる社会にならない限り、稼働を止めることはない。

中には、本当に社会的にも許されないような嫌な奴がいるのだけど、そんな人があなたに反応するとしたら、あなたが彼から見て「正しい人間」であるからに他ならない。いじめられているように見えて、うらやましがられているのだ。

ただし、現実のいじめをうらやましがられているなんてのんきに考えることはできないので、処方箋をお話しする。

 

処方箋(1)マインドフルネス

マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れる思考法のこと。

僕の理解によれば、マインドフルネスとは、起こっていることに善悪を差し挟まずに、そのまま受け入れる。つまりは状況を客観視するということで、方法としては呼吸法や瞑想法が紹介されている。マスターすることができれば、いつでも心を落ち着かせることができる。

しかしながら、トレーニングが必要なので、もっと即効性のある方法を考えてみたい。

 

処方箋(2)何を言われても「はい、はい」(心の中で)と言う

合わない人はどこにでもいる。正直、僕は今でも合わない人が大勢いる。
で、いやな奴に会ったとき、どうすればいいかということなのだけど、最近導き出した結論は、何をされても受け流せばいいというものだ。

受け流していれば、そのうち風は去っていく。これを「柳に風の法則」と呼んでいる。

具体的に何をやればいいのかと言えば、何を言われても神妙な顔をして「はい、はい」と言っておけばいいのだ。ポイントは、心の中で「はい、はい」(2回)と言い、言葉に出すのは「はい」(1回)というところ。さらに、絶対にふてくされてはいけない。

余裕があれば、その人は本当に悪人だろうかと考えるものいい。その人も誰かを愛し、愛されることがあるのだ。悪人同士の愛もあるのかもしれないが、やはりどんな人にも善人の部分がある。私と接するときだけたまたま、相手の悪い面が出ているのかもしれないと感じることができたら、相当にマインドフルネスではないだろうか。

 

処方箋(3)嫌ならやっぱり逃げる

もちろん、嫌な奴と我慢して付き合えばいいのかというと、そんなことはない。受け流せばいいし、それでも嫌ならとっとと逃げればいい。

しかし、10人の嫌な奴がいたとして、そのうち、こいつ一人くらいは我慢できるという奴ができれば、あなたの器が大きくなったと考えることでもできる。僕は段階別マインドフルネスをおすすめしている。

なぜなら、嫌な奴に合わせる術を身につけることもサラリーマンとしてのスキルだからだ。

合わせられる方と合わせる方は、当然ながら後者の力が上だと言える。相手に合わせながら、「これも修行だ」と思うことができたなら、あなたは相手よりも上になっていると考えて間違いない。

 

処方箋(4)嫌な奴からも学んでおく

嫌いな奴を評価する際に、反面教師という言葉がある。この言葉を誤解してはいけない。

反面教師として「ああはなりたくない」と考えているなら、あなたの考えは甘い。なぜなら、たいていの場合、「ああなりたくない」人は、社内であなたよりポジションが上だからだ。

反面教師からは学びもある。なぜ、あんなふうにしていても、上のポジションにいるのか、理由を考えることが大切だ。あれほど嫌われていても、出世しているのには必ずわけがある。逃げながらも学ぶことはある。

「ああなりたくない」と思うのは、裏を返せば、「私の方がましだ」ということになる。鏡の法則に照らせば、あなたも同じかもしれない。

しかも、反面教師の方が、ポジションが上なら、あなたの自己評価は間違っている可能性もある。さらに、何よりも恐ろしいのは、自分がいやな奴になっていないかどうかということである。「逃げた奴」なんて言われて、自分が反面教師にされてしまってはたまらない。

誤解を承知でお話をすると、嫌いな上司の顔色をうかがうのもサラリーマンとしての仕事だ。居酒屋で「俺は上司の顔色をうかがいながらなんて、仕事ができない」なんて言っている奴は、はっきり言って無能だと僕は考えている。

そんなことを言っている暇があったら顔色をうかがわれるようなポジションになれるように努力をすればいい。

その際に、会社において、チャンスをくれるのは上司だということを忘れてはいけない。

上司も、自分に共感してくれる部下を求めているとしたら、逆らうべきではない。できる限り、合わせよう。だからこそ、いざと言うときに話を聞いてもらえるのだ。

 

処方箋(5)やらないことを決める

「結局のところ、受け流せとか合わせろとか、逃げろなんて話なのか?」と多少がっかりしたあなたに最後の処方箋。

嫌な奴からの脱出方法に「何もしない」という方法もある。

やらないことがポイント。

何をしないかと言うと、

・人の悪口を言わない。
・愚痴を言わない。

実は、このふたつを実践できたとしたら、かなりの確率で嫌な奴は目の前から消えている。

さらに、自分の感情をコントロールすることができたとしたら、マインドフルネスなんて概念を知らなくても、あなたは尊敬される対象になる。

嫌な奴が生まれる仕組みから、解消法までをお話ししたのだけど、いかがだろう?
実はこれ、「賢者」と言われる人の行動パターンでもある。

 

 

 

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