40代ビジネスマンの僕が手足の短さを克服した方法と悩みをなくす方法

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中学に進学する時、あるおばさんのたったひと言で、僕はアイデンティティーを崩壊させたことがある。

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中学生は制服だったので、小学6年の春休みに坊主がりにして(当時は中学に入ると丸刈りにする決まりだった。高校は野球部だったので6年間僕は坊主頭だったことになる)、制服の採寸に行った。

その学生服屋さんのおばさんが、僕を見るなり「あんた、手足が短いね」というひと言を発した。僕は当時167センチで運動ができたので、それなりに女子にモテていたわけで、まさか自分がかっこわるさの象徴であるような、「手足が短い」ということなど考えたこともなかった。それどころか、自分はかっこいいと思っていたくらいなのだ。

しかも、隣にいたおふくろが「そう言えばそうやね」と笑ったものだから、気絶しそうなめまいをおこし、それ以来、自分の手足の短さについて10年以上悩むことになった。

※ちなみに、今の身長は170センチなので、僕は小学校から3センチしか背が伸びていないことになる。

さて、この10年以上の悩みを僕はどうやって克服したのか?悩みの克服方法についてお話しする。

第一の解決策:身体の成長に任せる

手足が短いと指摘され、どん底に落ちた僕が最初に考えたのは、身体の成長に任せるということだった。要は、何もしないということなのだけど、そのうちに大人になれば普通になると考えていた。

しかし、中学に入っても変化はない。それどころか全く背が伸びないので、背の順で並べば後ろから2~3番目だったポジションは3年になるころには真ん中くらいになっていた。小学校の時に、小さかった奴が急激に身長を伸ばしたりする中で、僕は危機感を募らせていた。

仕事なんかも同じことが言えて、多少の不満があっても、危機的でない限りは我慢して続けることができる。しかし、「そのうちになんとかなる」というのはどうにもならないことが多い。

やはり、自分で何かを動かさないと、何かが動くことはない。悩んでいるだけでは、偶然は助けてくれない。

 

第二の解決策:栄養を摂取する

何かをしなければならないと考えた僕は、栄養を取ることにした。急に背が伸びた奴にリサーチをすると、どうやら牛乳を飲んでいるとのこと。

その日から、僕は牛乳を毎日1リットル飲むことにした。

さらにそいつが「寝ている間に、背が伸びている」と言うものだから、睡眠時間を多くとることにした。

結果は、お腹を下しやすくなり、睡眠時間を長くするという言い訳の元、勉強をしなくなり、成績を落とすことになった。

お腹を下すので、アカディ牛乳に切り替えたのだけど、身長が伸びることはなかった。このあたりまで、身長が伸びれば手足も長くなると考えていたのだけど、よく考えれば、そのままにバランスで身長が伸びても、手足は短いままだということに気づかなかった。

僕の困った時に食材頼みはその後も続き、髪の毛が抜け始めた時は、毎日大量のわかめを食べた。効いたかどうかは定かではないけど、45歳の今でも、一応髪の毛はそれなりにあるし、白髪はない。

当時はインターネットがなかったので、人から話を聞くことでしか情報を得られなかった(本を読むという知恵はなかった)。今は検索すれば答えは出るが、その答えが正しいかどうかはわからない。選択肢が増えた分、情報の取捨選択が難しくなっていると感じる。

仕事も同じで、インターネットの検索機能により情報入手の格差はなくなったからこそ、どの情報を選ぶのかが大切になるし、自分で考えることが以前よりも重要になっていると感じる。

悩みをなくすかの情報は、ネット上にあふれているので、どれを選ぶのかはとても重要だ。

 

第三の解決策:心を整える

すでに高校生になっていた僕は、身長が伸びず、自分のポテンシャルに限界を感じていた。この時に考えたのは、「男は外見じゃない。中身だ」と考え方を変えるということだった。

今でいう「心を整える」となるのかもしれないけど、10代や20代は見た目がほぼすべて。中身は未熟なので、実は、勝負のしようもない。しかも、自分は美人好き。ということで、「心を整える」つもりで、「かっこをつける」ということをやっていたことになる。

真田広之に憧れ、北方謙三や大沢在昌を読んでいたのはこのころで、お酒やたばこは飲めないので、かっこをつけるアイテムがなく、単に痛い高校時代を過ごしていた。

弱点に目をつむり、長所を伸ばすというのは企業戦略においても重要だと言われる。ただし、長所が市場で比較した中で強みになるレベルであること、弱点が致命的でないことが条件になる。

人間であれば、長所を伸ばしても、弱点が気になっているうちは、そんなに力を発揮できない。苦手なことはやらないことが大切なのだけど、僕は心で勝負しようとして外見にこだわっていた分、痛い状態のままだった。

悟る方法を知っても悟れないのと同様に、心を整えるのは簡単ではない。

 

第四の解決策:あしながジーンズにブーツをはく

自分の手足の短さをひそかに悩み、他人に指摘されることに怯えつつ、大学生になっていた僕に福音が訪れる。

足が短いだけでなく、太かった僕は細身のジーパンを履くことができなかった。当時流行していたのがケミカルウオッシュの太めのジーパンなのだけど、これをずらして履いて、足の長さは判別できないような服装をしていた。

ある時、幸運の女神は僕に微笑む。ジーパンを買いに行った店で、「あしながジーンズ」というものに出会ったのだ。

リーバイスの510というロットナンバーのジーンズなのだけど、これは履いてみると、本当に足が長く「見える」。もしかしたら、鏡が歪曲していたのかもしれないけど、そんなことはどうでもいい。太い足でパンパンになりながらも、僕はストレートジーンズを履きはじめる。

さらにラッキーなことに、同じ時期、ウエスタンのショートブーツがあることを知る。踵が5センチほどあるので、背が高くなるし、当たり前だけど、足も長くなる。

世の中にこんなに革命的なものあるのかと僕の悩みは一気に解消したように思えた。

※最近では、ユニクロのズボンは足が長く見えるように設計されているようで、大変に助かっている。ジャケットやシャツは買わないけど、カジュアルなズボンはユニクロを愛用している。

世の中には便利な道具がある。便利な道具は使うべきで、本質的な話でなくても、「できそうに見える」ことは大切。ファッションをコーディネートしてくれる人もいるので、服は自分で選ばないという解決策もある。

外見的な悩みは、自分のポテンシャルにこだわらず、アイテムに頼る方法もある。そのためにコンサルタントいう職業がある。

 

そして、第五の解決策は?

こうしてアイテムを手に入れて、ドーピングのごとく、足の短さを克服した僕なのだけど、ある時に、気づいたことがある。

この10年、手足の短さに悩んできたけど、実際に笑われたことは一度もない。

要は、気にしているのは自分だけで、人は何も言わない。というか、僕の手足の長さなど、みんなの人生に何の影響もない。

悩んでいるのは僕だけで、僕が悩まなくなれば、悩み自体がなかったことになるのではないか。これがセラピストが使う「悩みを悩みでなくする方法」だと思うのだけど、実は、ほとんどの悩みは、他人は気にしていないけど、自分は気になっているという類のもので、「しゃーないやん」と思えた瞬間に解決していることになる。

ただし、何でもかんでも「しゃーないやん」では、自己肯定感を下げるだけなので、思いっきり悩んでみることも大切なんじゃないかと思っている。で、悩んだら解決策を考えてとりあえずやってみる。

うまくいかないことが多いし、自分のポテンシャルに落ち込むこともあるけど、「それも自分」と思うことができたら、自己肯定感が上がったともいえるのではないだろうか。

ただ、注意しなくてはならないのは、手足は短いままなので、「手足の短い自分」を受け入れないと悩みがぶり返す。それが「まぁ、いいか」との違いでもある。

ビジネスでも、制約の中からしか、アイデアは生まれないと言われる。僕がイケメンで手足が長かったら、考える習慣のない人間になっていたかどうかはわからないけど、恵まれない環境も、悪いものではない。

 

解決策6:番外編

こうして、10年以上も悩み続けた手足の短さから解放されたのだけど、この話には後日談があり、僕は手足の短さについての悩みから本当に意味で解放されることになる。

それは、ある式典での出来事で、貸衣装を着ることになっていた僕は、ひとりのおばさんに着付けをお願いしていた。

そのおばさんが、僕にひと言言った。

「あんた、めっちゃ男前やね」

「えっ?俺??」

「私が20歳若かったらほっとけへんわ」

「ほんま?おばちゃん、俺かっこいい?前からそう思ってたんや!やっぱり俺は間違ってなかった。」

この瞬間、僕は10年以上の悩みから解放されることになった。

今から考えたら、その人は誰にでもそう言っていたのかもしれないけど、僕にとっては勇気100倍の言葉だった。

おばさんに打ちのめされたアイデンティティーは、別のおばさんによって回復することになった。

 

悩みのマトリクス

こうして僕の10年以上の悩みは解消されたのだけど、振り返ればいくつかの学びがある。

悩んだら悩んだままにしておかないことが大切。

よく、できることをやれと言われるけど、これは正しい。できることしか人間はできない。

今を大切にすると言われる。
実際、今いるところからしかはじめることはできない。

これも正しい。
その次に、悩みをマトリクスで考えてみると、

「解決しないといけない」×「解決できない」(左上)が悩みであるなら、

その解消法は、
A:解決する(右上)→解決策4:あしながジーンズ+ブーツ
※解決策1~3は解決するに至らなかったので、悩みは悩みのままだった。

B:解決する必要をなくす(右下)→解決策5:僕の場合は、「しゃーないやん」
となる。

悩み

 

僕の場合は、ラッキーなことに、自己肯定感を上げてくれる人に出会うことができた。人生の転機は些細な日常に潜んでいるのだ。

人はそれぞれ悩みがある。深い悩みに埋没したら、第4、第5の方法で悩みを解消していただきたい。

その後に、やっていただきたいのは、人を勇気づける言葉を本気で発するということだ。何気ない一言で構わない。悩んでいる人がいたら、その人を肯定する言葉をかける。

ちなみに、「あなたはあなたのままでいい」というのはあんまり人を勇気づける言葉ではないと思う。マイナスを0にすることはできるけど、プラスに転じさせることは難しい。

自分を受け入れるまでのずいぶんと時間がかかる。カウンセラーやセラピストがひと言言えば、悩みが解消するほど、人間は単純にできていない。

悩みに悩んで、最終的な解決策がシンプルなものになるというだけだと思う。

「あなたはあなたでしかいられない」が正解であり、「その中で何をするのか」を共に考えるのがコンサルタントの仕事だと思っている。
コンサルタントだけでなく、特に民間のカウンセラーには、ぜひ人を勇気づける言葉を本気で投げかけてほしいと思う。カウンセラーだけではない。心に問題を抱える人がこれほど多い時代には、1億総カウンセラーになってほしいと思う。
最終的に僕は自分の弱点であり、笑われると思っていた手足の短さが、人を笑わせる点の武器としての強みに転嫁することができた。悩みは強みになるのである。

 

 

なぜ、こうした話をサラリーマンの年収アップのブログでやっているかと言うと、サラリーマンはどうしても組織でしか活動ができないからだ。

サラリーマンの成功には人の力が必要になる。

他人を蹴落としてと言われるけど、実際にそんな方法で出世できるほど組織は甘くはない。集団とは、どんなに優秀な人間でも異分子を排除するようにできている。

人を勇気づける言葉を発しているか。
勇気づけられる言葉をもらった時に、素直に感謝して受け取ることができているか。

実は、ここがサラリーマンの年収アップには欠かせないからだ。

人を勇気づけることは、収入を増やすために、最高にして最大のスキルである。

 

ということで、別所諒のコンサルティングに興味のある方はこちらからどうぞ。
(手足をジロジロ見ないように)

 

科学的に自分の強みを分析する方法はこちらです。

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