カウンセラーの性格と提供するメソッドの関係

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雪コーチ

カウンセラー

セラピスト

というのはどう違うのか?

それぞれの仕事をしている人には、違いはあるのだろうが、広義で見るなら、「人を支援する」という点では同じだと僕は考えている。

違うのはアプローチ方法。

しかし、経験が浅いとサービスを提供する側がアプローチ方法に翻弄されてしまう。

コーチであるから○○

カウンセラーなので○○

セラピストだから○○

という具合に考えすぎるのは、お客さんを置き去りにしてしまう。結果、手法に翻弄されてしまえば、自分のよさを見失ってしまう。

自分はどんなスタイルに向いているのか?

迷っている人も多いようなので、今回の記事では、カウンセラーさんの性格と提供するメソッドの関係について考えてみる。

前回までの記事をお読みでない方はこちら

 

 

カウンセラーよりもコーチが向いている?

 

別所

「今日から、具体的にサービスについて考えていきましょう。」

 

 

みどり2

「一度始めたサービスは変えることができないんですよね。」

 

 

別所

「そんなことはありませんが、最初に心の準備ができている方がいいですよね。」

 

 

みどり2

「実は、カウンセラーと名乗っていいのかと迷っています。臨床心理士でもないし、産業カウンセラーの資格も取っていません。最近、性格的にはカウンセラーよりもコーチが向いていると言われることが多くて、コーチングの資格を取りなおそうかと考えています。」

 

別所

「なるほど。自分にベストなスタイルが何かに迷ったんですね。性格による判定システムなんてもののあるようなので、利用してもいいかもしれませんね。ただし、自分が思う以外の判定が出てさらに迷うことがあるので注意してください。

みどりさんは、性格と言いましたが、僕はその人の行動特性と提供するサービスの関連が高いと考えています。」

 

みどり4

「行動ですか?」

 

別所そうです。性格とは人の目を通して形になるものですよね。人から見て明るく見える行動をしているからその人は明るいわけで、暗く見える行動をしているから暗い人なわけです。みどりさんの場合は、笑顔でいるという行動をしているので、明るい人なわけです。実は、内面は明るくても、うつむいて黙るという行動をしている人がいたら、その人は暗い人ですよね。」

 

 

カウンセラーに必要な資格とは?

 

別所

「まず、気になさっているカウンセラーの資格から見ていきましょう。カウンセラーの資格というのは、僕が知る限りですが、

まず精神科の医師。

これは国家資格ですね。

他には、

産業カウンセラー

臨床心理士

スクールカウンセラー

心理相談員

認定心理カウンセラー

認定心理カウンセラー

臨床発達心理士

認定心理士

学校心理士

ひきこもり支援相談士

とありますが、今のところは民間資格ですね。ただし、臨床心理士は大学院で学ぶことが条件なので、大学入学から最短でも資格取得まで8年かかりますね。

一方で、上記でお話しした資格がなくても良質なサービスを提供して人気カウンセラーになっている人もいます。他にもいわゆる「認定」を出している組織はありますからね。

みどりさんの学んだスクールもその中の一つですよね。ですから、資格は持っていると言っていいと思います。

カウンセリングで独立するということは、今の日本では、医療ではなく、民間サービス業だと僕は考えています。ですから、そんなに資格を気にする必要はないと思います。

問題は、その資格や学んだことを活かす方法です。」

 

 

 

型を守るか、アレンジするか?

 

別所

「民間のカウンセリングのスクールには大きく2種類あります。

型を守ってメソッドを忠実にやる

ある程度のアレンジが許容される

のふたつです。

例えば、ボディワークを使うセラピーやカウンセリングの場合、方法を忠実に実行することが求められます。また、決まった用紙を使用するカウンセリングも、用紙を使わないカウンセリングは認められないというようなことです。この場合はカウンセラーというよりも、「インストラクター」という意味合いになると思います。

一方で、基礎知識を教えて、後は自由にしてもいいという資格もあります。

両者にはそれぞれ、メリットとデメリットがあります。

カウンセラー

みどりさんのスクールはどっちですか?」

 

みどり1

「アレンジが許される方です。」

 

 

 

別所

「独自性を求める人にとってはいいですし、型がないと不安な人には向いていないと言えますね。

 

肩書は取得したスクールに準じる方がいいです。カウンセラー養成講座なら、カウンセラーと名乗ってください。よく、特殊なネーミングを付ける人がいますが、失敗のもとです。(参考記事 カウンセラーが肩書のネーミングで失敗する3つの落とし穴

お客さんになる人にとってわかりやすい肩書がいいかと思います。」

 

みどり1

「私は、カウンセラーと名乗ればいいのですね。」

 

 

別所

「そうです。ただし、どんなサービスを提供するのか、お客さんにどんな印象を持たせるのかは、ご自身の行動特性を通じて知っておく方がいいと思います。」

 

 

 

 

行動特性と提供するサービスの関係

 

別所

「コーチとカウンセリングの印象的な違いはありますよね。

 

コーチ

 

これはクライアントからみた印象です。ですから、成果を求める人はコーチ、マイナスを補いたい人はカウンセラーに依頼する傾向があると思います。みどりさんがどのタイプの人をお客さんにしたいのかで、場合によってはコーチになる方がいいこともあります。

 

次に、行動特性についてお話しします。

 

人の行動スタイルは大きくは4つに分類されると言われています。

D:主体的な行動

I:共感的な行動

S:安定的な行動

C:分析的な行動

スタイル

 

それぞれの行動特性は次の図を見てください。

 

DiSC図表

行動特性と閾値にはある程度の関連性があると思われるので、提供するサービスとの関係が大きいと思います。

スタイル2

例えば、D(主体的)の行動スタイルの人が、瞑想を伴うメソッドを提供するとストレスになりがちです。逆にC(安定的)の行動スタイルの人は、体を使った激しいワークショップが苦手な傾向があります。

大まかにですが、Dとiは閾値が低く、SCは高いという傾向があります。前者は結果を急ぎがちですし、後者はじっくりと話を聞きますね。ですから、行動特性にあったサービスを提供するとストレスが少なくなるでしょうね。

提供するサービスは、みどりさんがお話になった性格というよりも行動に影響が大きいと僕は考えています。

 

お客さんの行動特性によっても選ぶサービスが違ってきます。よく消極的に見える人を積極的になるセッションにさそう人がいますが、行動特性的には逆効果です。

 

性格というのは多少曖昧です。逆に行動は明確です。ただし、両者は一体化したものなので、行動を通して性格を分析するほうがわかりやすいということです。

カウンセリングを勉強したなら、心と体が連動していることを知っていると思います。(連動というか僕は一体だと考えているのですが)スキップをしたり、上を向いてうつにされないというような話です。

自分の行動を分析することで、提供しようとしているサービスにストレスがないかをチエックしておくといいかもしれません。」

 

みどり5「なんだか難しいですね。。。」

 

 

 

別所

「ははは。今日は話しすぎていますね。基本的に難しいことを考えずに、やりたいと思うことをやれば間違いはないという話もあります。ので、一応、知識として知っておいてください。」

 

 

 

行動特性とセッションのスタイル

 

別所

「話しすぎたついでにもうひとつ補足をさせてください。行動とは他人から見ても明確に分かるものなので、サービスの提供スタイルと行動特性の組み合わせは考えた方がいいですね。

これも大まかな話ですが、

Dは情熱的に見えるので、聴衆を引っ張る講演やセミナー

Iは共感するのがうまいので、ワークショップ

Sはじっくりと話を聞き、我慢強く支援をするので、カウンセリング

Cはきっちりしているので、料理やヨガなど方法や形を重視するメソッドに向いていると言えます。

 

ただし、これかはあくまで傾向です。

行動というのは、置かれた環境で変わってきます。現段階の自己分析でしかありません。ただ、自分の行動特性を知っておくのはいいかもしれませんね。クライアントを理解する上でも重要です。

 

時々、他人の行動を「なんで、ああなんだろう?」「信じられない」なんてブログに書いているカウンセラーさんがいますが、残念ながら人間理解が足りませんね。行動するには行動する理由があるんですよ。

 

どうですか?迷いはなくなってきましたか?カウンセラーが自分の性格について迷うのは、クライアントを不安にさせますよ(笑)。迷っているのはクライアントですかね。自分さがしをするのではなく、クライアントを知るために自分を知ってくださいね。」

 

みどり3

「ありがとうございます。よくわかりました。行動はどのように分析すればいいのですか?」

 

 

別所

「僕が採用しているのは、DiSCというアセスメントです。興味があるなら、ご紹介しますよ。」

 

 

みどり3

「ありがとうございます。現時点での自分を知っておこうかと思います。」

 

 

※実際にDiSCによる行動分析をご希望の方は、この記事の下で案内しています。

 

本日のポイント

自分の行動特性を知ることで、他人を理解しやすくなる

 

 

 まとめ

どんな仕事でも、「この仕事でいいのだろうか?」と迷うことはある。迷いが大きいと、うまくいかない場合に、その仕事を続けていくことの不安を大きくする。

特に、カウンセラーは自分の仕事に疑いを持ってはいけない職業だと思う。カウンセラーの不安はクライアントに伝播してしまう。

もし、自分のスタイルに迷いがあるなら、サービスを提供する前に、自分について知っておくのもひとつの方法だ。

ただし、自分を知る理由は、クライアントを理解するためだということを忘れてはいけない。この真摯な気持ちがあれば、「わかったつもり」で人をジャッジするカウンセラーよりも信頼度が高まることは間違いない。

 

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コーチ、カウンセラー、セラピスト。。。どの職業に向いているのだろう?

性格と仕事の関係に迷ったら、上の記事で書いたように行動を分析することをおすすめします。

自分の行動特性を理解することで、相手の行動特性を理解しやすくなります。

違いの内容がわかれば、受け入れやすい。

逆に行動特性とメソッドが合っていない場合は、ストレスになる。

 

DiSCロゴ上記の記事でご紹介しているDiSCで行動分析をすることができます。


DiSCは仕事環境における「行動特性」を数値化することで、人材を科学的に分析するアセスメントです。

 

やっていただくことはシンプルで、インターネットを通じての24問の選択解答を行うだけです。

10分程度で分析が可能です。

DiSCレポート画像分析は、仕事における行動を通して、個性を4つのタイプに分類します。DiSCは人材を否定的な見方をせず、すべての人の強みにフォーカスした分析を行いますので、あなたの仕事スタイルの強みを理解することができます。

さらにそれぞれの数値を集計し、15タイプに人材分析に落とし込みます。

インターネットでの回答後、すぐにレポートが生成されます。あなたを分析した24ページのレポートとして提出します。

 

また、スカイプまたは対面セッション(東京都調布市)にて、行動特性とサービス内容の提案を行っています。

 

分析レポートは 10,000円となります。

提案サービスをプラスする場合は

レポート+90分のカウンセリングで25000円となります。

 

カウンセリングは、かつて53種類のセラピーを経験している中野みなこが行います。

 

お申し込みはこちらのフォームよりお願いします。


ご希望サービスの1か2をチエックの上、送信してください。折り返しご案内をさせていただきます。

折り返しアセスメントの利用フォームをお送りします。

 

 

 

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